『書くのがしんどい』
こんな正直で良いのか"と驚いた
著者の竹村俊介さんは『僕らの仮説が世界を作る』、『メモの魔力』、『佐藤可士和の打ち合わせ』を編集された方だった
特に『僕らの仮説が世界を作る』の宇宙兄弟やドラゴン桜を仮説をもとに広めて行く話が面白かった
その本を作ったノウハウが得られるなら安い!
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まず、目次を見る
《1 書くことがなくてしんどい
2 伝わらなくてしんどい
3 読まれなくてなくてしんどい
4 つまらなくてしんどい
5 続かなくてしんどい》
最後は
《6 書けば人生は変わる》
文章が書けない自分には、全て当てはまるものです
どれくらい書けないか?
ブログ歴20年以上、20記事くらいの投稿数です
一年に1記事ほどしか書いてない
しかも各記事1000文字以下です
なのでバズった記事無し
とても期待して読みはじめます
章ごとに、心に残ったこと
《1 書くことがなくてしんどい》
次の文に救われた。《いちいちイライラする人や細かいことが気になる人は、生きづらいかもしれませんが、それをアウトプットすれば立派なネタになります。》
イライラはあまりしない。細かい事は気になる。
例えば、駅のホームでポケットに手を入れて歩く人。じゃまに感じる。改めて見る。通路を占める幅は変わらない。なぜ、じゃまに感じるのか。動きが異質で、目立つからというのが今の結論です。誰か、別の考えがあったら、教えてください。
救われた話に戻ると"神経質かなぁ"と思っていたが、細かいきになることがあってもネタ探しと割り切ることができるようになった。
《2 伝わらなくてしんどい》
文章術の章
「わかりやすい文章のたったひとつの条件」は、腹落ちする内容だった
曰く《読む速度と理解する速度が一致する文章》というもの
《3 読まれなくてなくてしんどい》
企画の立て方の章です
著者の得意なところです
《自分自身あるいは「たった一人の読者」に向けて書く》
これは、大切なことと思いました
自分も写真は1人に向けて仕上げます
文脈が大事とのこと
《文脈とは「街の通り」のようなものです。どの通りに店を出せば繁盛するのか?どういう文脈に文章を置けば多くの人に読んでもらえるのか?そこを意識することが大切なのです。》
これは大いに反省です。いつも文脈から外れているかも。
《4 つまらなくてしんどい》
文章を面白くするコツの章です
《面白いの定義》は《感情が動く》という考えは、わかりやすいですね
ただ、そのやり方がわからない
本書では、その《方法》は《共感8割、発見2割》とすることと言っています
これもシンプルな教えです
様々なコツとかテクニックを学んで段々書ける気がしてきました
より身につけるため、本書の抜書きを始めました
この記事で、その一部を紹介してます
《5 続かなくてしんどい》
書くことを続けるコツの章です
ツィッターを活用して続ける
《見てくれる人たちがいてフィードバックが得られる》ため、モチベーションを保ちやすいです
でも、自力で続けていると、頭打ちになるんですよね
ここには具体的なコツが公開されてます
自分は6つ抜き書きしてます
《6書けば人生は変わる》
書くことのメリットや夢を語る章です
《引っ込み思案の人も文章で「敗者復活戦」ができる》
どちらかというと人見知り
そんな自分でも、「書けば、うまく行くのでは」と思ってしまいます
《「 これを書いてみんなに伝えることで、世界を0.01ミリでもレベルアップさせるんだ」と思う。そんな使命感をもって書くと、結果的にうまくいきます。》
弱い自分を鼓舞するには、使命感は役に立ちます。
実感あります。
他人に役立つためと考えると普段とは違った積極性が発揮できます。
書くのがしんどい
おすすめ度
⭐️⭐️⭐️⭐️
一度読んで、抜き書きのために再読し、この記事を書くために3度目読みました
読むたびに発見がある本です
正直、一回目は、役立つことが書いてある。ただ、空白が多く、スカスカに思えました
さらに読むと、この本は、この本に「書かれていること」を実践してできたと感じ、うれしくなりました。